明日の話題

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ワークマンと言えば?作業着からプラス、女子の次はカラーズ?

ワークマンと言えば最近は”アウトドアファッション”で一躍市場での存在を確立させました。

 

元々の作業着で培ったノウハウと確かな技術にファッション性をプラスしたのが功を奏し、コロナ禍の影響でアウトドア需要が爆発的に伸びた事が後押しとなって業績を大きく伸ばしています。

 

そのワークマンが、今度は新ブランドである「カラーズ」を立ち上げるようで注目を集めていますね。

 

「ファッションを全面に出した、アパレル業態への本格参入」と位置付けており、今までの作業服と共通仕様でコストダウンを図っていた路線から転換するとのこと。

 

今回はこのニュースを見て、普段着でワークマンを多用している私の個人的視点で色々と私見を言いたいと思います。

 

なぜワークマン最大の売りである”機能性”を路線変更したのか?

まず私が気になったのは、現時点で既に結果を出している”機能性+ファッション性”の優位性とポジションを転換してまでファッション性を全面に打ち出したブランドが必要なのか?

 

と思った点です。

 

ワークマンが売れている理由って色々と言われますが一番は価格と品質だと思います。

 

正直もうユニクロにしろGUにしろ低価格とは言えず、品質も特段良いとは思えません。

 

以前は私もユニクロを購入していましたが、ある時から値段の割に品質とのバランスが釣り合っていないように感じていました。

 

「この値段なら別にユニクロじゃなくて他でも変わらない。」

そう思ったからです。

 

ユニクロって個人的に見えない部分(肌着や下着や靴下)だったり小物(マフラーや手袋)でちょうど良かったんですよね。

 

ダウンは別に大して暖かくないですし(雪国住まいなので冬はユニクロじゃ耐えられない)。

 

もちろん暖かい地域では構わないのかも知れませんが、私の感覚だと”物足りない”わけです。

 

そうなると必要なのはまさに機能です。

 

夏はどうにもならないので、せめて冷感シャツとかそんな感じですが暑いのは暑いので、結局は冬が大事なんですよね。

 

そこでワークマンですよ。

 

機能性が高く、冬はホントにありがたいわけです。

 

生地も問題ないし隙間風も入らない工夫もあるし防水や動きやすさ、なによりも暖かい。

 

雪かきしたら普通に汗をかいて着替えが必要なレベルです。

 

今年(2022年末~2023年2月)時点で、私のいるところは寒かったですし雪も結構頻繁に割と多く降っていたし積もりました。

 

それもあって近くのワークマンはお客も多いし良く売れていた印象を持っています。

 

一見すると順調なのに、わざわざユニクロを相手にしてまでファッション性を打ち出したブランド戦略に舵を切ったのはなぜなのか?

 

ここが不思議だったんですよね。

 

 

ワークマンの将来性を不安視した?

おそらくですが、今後の見通しとして戦略転換を余儀なくされたのではないか?と私は考えています。

 

ワークマンの祖業は言うまでもなく「作業着」です。

そして機能性にファッション性を持たせた「プラス」があり、女子向けの「ワークマン女子」がヒットしました。

 

じゃあ、この3本柱が今後どうなるかとなった時に新たな路線が必要になると決まった可能性が高いはずです。

 

まず作業着に求められるのは丈夫さです。安全に確実に作業が出来るよう最大限の配慮が為される必要があるからです。

 

そして長く使えることも重要。

 

そうなるとブランドとしては信頼や固定客に繋がりはしても、パイは限定されてしまいます。

 

よほど作業員の労働者人口が増えない限り大きくなりませんし、今の日本でそうなるかと言われたら難しいでしょう。

 

であれば作業着事業は既に頭打ちとも言えなくもないわけです。

 

だからこそ新部門の「プラス」であり「女子」ですからね。

 

そしたら「プラス」や「女子」はどうなのかと言えば、これもコロナ禍と言う特需で生まれたヒット商品でもあるわけなので、これからの時代の流れ次第ではどうなるか分かりません。

 

今は良くても今後を不安視する要素なんていくらでもありますからね。

 

経営陣がどうにかしたいと考えるのは至極当然だと思います。

 

企業は作ってナンボ・売ってナンボ・儲けてナンボ。です。

 

いくら綺麗ごとを言ったところでそうしなければ潰れますし、社員を養わなければなりませんから。

 

いつだって今と先々を見据えなければならない以上、今回の新ブランド新戦略立ち上げは何も不思議ではなく、むしろ業績が伸びている今こそ勝負を仕掛けるのは正しいと思っています。

 

業績が悪くなってから事を起こすようでは遅すぎます。

 

余裕が無い時に慌ててやって失敗でもしたら終わります。

けど、業績が良い時に失敗しても次が残ります。

 

この違いと言うのは非常に大きいですね。

 

成功のカギはユーザー意見

「ワークマンの新戦略」ファッション性を打ち出しアパレル業態に本格参入のニュースを見た時に、今お伝えしたようなことを考えたわけですが、、、

 

他にも様々な意見が交わされていました。

 

Yahoo!ニュースのニュースだったので、コメントを見てみたんですね。

 

大体をまとめると、

・失敗しそう。

・最近は作業着の質が低い。

・価格面が心配。

・本業(作業着)はしっかりして欲しい。

こんな意見が割と散見されました。

 

おそらくですが、

・普段から作業着を着ている人の意見

・単純にニュースを見て思った意見

に分かれているように感じました。

 

 

実際に使用している現場の意見とすれば、今後もしっかりと作業着を品質を保って欲しいと言うのは当たり前のことだと思います。

 

対してニュースを見てなんとなく思ったような意見は、失敗しそう。に代表されるように、大きな枠だけを見ている意見なように見えます。

 

商売なんて結局はやるかやらないかでしか結果は分かりません。

 

それを今の時点で議論したり、なんの責任もない人が言っても無意味ですからね。

 

ですので、ワークマンさんに是非ともやって欲しいことは、現場作業員の方の意見や実際にワークマンブランドを利用しているユーザーの意見にしっかりと耳を傾けて頂きたい。

 

と言うのも、ファッション性を打ち出したブランドが売れるのは都会がメインになると思っているからです。

 

田舎の、しかも冬が寒い地域は正直ファッションよりも機能ですから(笑)

 

若い子たちは違うかも知れませんが、今のワークマンプラスがあればそこまで見てくれも気になりませんし。

 

それに田舎になれば主要購買層の年齢も高くなりますから見た目なんて気にしませんからね。

 

超個人的な服の私見を言えば、儲かるのって冬だと思います。

 

単純な話し、着る枚数が違うので。

 

なので寒くなればなるほど服って必要枚数も増えますし、靴下の重ね履きや手袋マフラー腹巻など多種にわたります。

 

夏なんで下着とインナーと上下の服で終了と考えたら、それこそ機能性と少しのファッション性があれば十分なんですよ。

 

私も含めてワークマンユーザー(作業着も私服も)はきっと応援してます。

 

今やユニクロも高い割に機能が低下して使う気にならず、かと言って普通の服を何着も変えるほどお金も無いわけです。

 

となれば低価格で機能が充実しているワークマン一択なのは田舎の雪国では間違いありません。

 

他に選択肢が無いんですね(笑)

 

 

と言うわけでワークマンには期待しているので是非とも頑張っていただきたいと思います!