明日の話題

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厚底シューズの足腰への負担はあるのか?厚底ランニングシューズの元祖 「HOKA(ホカ)」。

厚底シューズは足腰の負担軽減?それとも負担増?

 

・果たして本当はどちらなのか?

 

今回は最近人気の厚底ランニングシューズについて、気になっていることを調査してみました。

 

 

健康のために走り始めたい。このままでは太る一方だし筋力も衰える続けてしまう。なにか体を動かす趣味を作りたい。

 

そんな悩みを持ったとき、最初に思い浮かぶ筆頭がランニングですよね。

 

で、実際にランニングを始めようと思ったら一番大事なのはシューズだと思います。

 

服なんて季節に合わせれば基本はなんでもOKなので。

 

じゃあそのシューズ選びなんですけど今はどの店を見ても厚底シューズ押しが凄い勢いで並ばれていますよね?

 

そうなると何を選べばいいのか?そもそも厚底ランニングシューズってどうなの?

 

走りにくさとか怪我とか大丈夫なのか?疑問に思うかと思います。

 

そこで簡単ですが厚底ランニングシューズの問題点をまとめましたので参考にしてみてください。

 

厚底ランニングシューズのメリット・デメリット

まず最大のメリットは厚底ソールによる推進性が挙げられます。

 

クッション性が高く衝撃を吸収し厚底の反発性を利用するため推進性が高くなることで、スライド幅が広がり速度が向上します。

 

これが昨今の好成績に繋がっているのだと思いますし、多くの選手が厚底にチェンジした理由だと思われます。

 

さらにクッション性が高い分、着地の際のかかとへの衝撃が吸収されますから足への負担は軽減されて痛みなどの故障は減少します。

 

では逆にデメリットはどうでしょうか?

 

これはメリットがそのままデメリットに繋がる話しになります。

 

最大のメリットはより速く走れるようになる点。

転じて速く走るために必要な筋力が必要になるわけです。

 

ですが、その必要とする筋肉の機能を厚底シュースがサポートしてくれているので本来鍛えるべき部分の筋力不足になってしまう矛盾を抱えています。

 

さらに厚底は少なからず今までの靴とは感覚的に違う部分もあるので、慣れていないことから別の部分に無理が出てしまう可能性があります。

 

ただ私はこのデメリットと言うのは、「本格的に走っているプロのランナーや競技選手、もしくは本格派一般ランナー」は確かに無視できない問題と思いますが、趣味で走るくらいなら注意をすれば良いと思っています。

 

例えば私は社会に出てから20年以上経ちますが走るなんてあり得ません(笑)

 

そんな私がいきなり明日から走るとして、いきなり休まず何キロも走るなんて真似は到底無理です!

 

厚底シューズ以前に体がおかしくなるのは目に見えてますね。。。

 

もしくは趣味で以前から走ってるけど、あくまで健康維持や体形維持がメインで大会とかも積極的に出ていない。

 

これくらいであれば、徐々に慣らしていくようにすればそこまでデメリットってないんじゃないかな?って思っています。

 

 

大事なのは、しっかりとメリットとデメリットを踏まえてその理由まできちんと理解した上で、自分にとって厚底のほうがメリットが勝れば使い方と注意点を踏まえて選ぶのは全然アリだと思います。

 

私が参考にした厚底シューズのメリット・デメリットの意見を載せておきますね。

tanaka-sports-clinic.com

 

 

ランニングブームっていつ頃から?

「ランニングブーム」と聞けばおそらく、2023年の今は真っ先に”コロナの影響”と答える人が大半かと思います。

 

確かに緊急事態宣言が発令された当時でも分科会の会長が、「自粛中でも屋外での散歩やジョギングはしてもいい」と発言されたのをきっかけに、それまでの自粛疲れや運動不足のうっ憤を晴らすかの如く多くのランナーが生まれたのは間違いありません。

 

遡れば、コロナ禍でのラインニングブームを第二次だとすると第一次ランニングブームと呼べる時がありました。

 

それが東京マラソンと言われています。

 

そんなランニングに欠かせないアイテムと言えばもちろんランニングシューズです。

 

今そのランニングシューズにちょっとした異変が起きているのをご存じでしょうか?

 

ある時から一気に知名度を上げ、今やその勢いは留まる事を知らず破竹の勢いでランニングシューズ業界を席巻しているシューズこそ今回の本題である「厚底シューズ」です。

 

スポーツ量販店のランニングシューズコーナーに目を向ければ、通路から一番目につく正面展示には厚底シューズが並べられていて、売る側も力を入れているのが分かりますね。

 

お店がそれだけ力を入れる=売れるからです。

 

ではなぜこんなにも、専用展示コーナーが設けられるほど売れているのでしょうか?

 

 

厚底ランニングシューズが広まったキッカケ

そもそも、「いつからランニングシューズは厚底になったのか?」と聞かれれば、調査の結果としてはリオデジャネイロオリンピック(2016年)からだと思われます。

 

ここで世界で初めて”厚底ランニングシューズ”のお披露目があったわけですね。

 

さらにリオ五輪のマラソンで金メダルを獲得した選手(ケニア)が厚底シューズを履いていて、他のほとんどの選手は従来の薄底シューズでした。

 

オリンピックや有名な世界大会で優勝すれば、選手はもちろん使用している道具に注目が集まり一大市場やブームが起こる事は珍しくありません。

 

メーカーもそれを知っていますから、マーケテイングとしても自社商品を使って欲しいし結果を出して欲しいから大金を払っています。

 

当然ですが、だからと言ってそれだけで厚底シューズがここまで売れる理由にはなりません。

 

選手自体が極めて優秀で厚底シューズの恩恵が少なかったりしたかも知れません。

 

もし厚底シューズが機能面ではなくファッション的な意味合いが強い場合なら一過性のブームで終わっているはずです。

 

私はランナーではありませんがもしランニングを始めるとしたら何よりも気になるのは、走っても足が痛くならないか?膝などの関節に過度な負担にならないか?走っていて違和感を感じたり変に庇うような走り方になってしまわないか?と言う点です。

 

厚底シューズがいくら金メダリストが履いていたからと言って、こうした部分の不安や機能性が無ければ一瞬で廃れたのは間違いないと思います。

 

まぁ、オリンピックに出て必死に戦う選手がそんな選び方をするはずはありませんが、可能性としてはあると思ったわけです。

 

そしてそのリオ五輪が転機となり、メーカー各社がこぞって研究開発を行い有用性も認められ、結果を出したことで一過性ではなく今や厚底ランニングシューズが主流になりつつあります。

 

厚底ランニングシューズの火付け役

そんな新スタンダードになりつつある厚底ランニングシューズですが、さきほど書いたようにキッカケはリオ五輪です。

 

その時に金メダルを獲得したケニアの選手が履いていたのがナイキのシューズになります。

 

当人を含むトップランナーからの要望を踏まえながら開発期間に数年を要し、満を持してリオ五輪に臨みその後も勢い止まらず好成績を収めています。

 

結果が全てのプロスポーツ世界において順位が全てですから選手がこぞって厚底を試したり変更したりするのは当然ですね。

 

履く選手が増えるほど目に留まる機会も増え、それで結果が出るとなったら一般のランナーにも歓迎されるのは時間の問題だったわけですが、そこにコロナによる影響も受けて爆発的な人気になったわけです。

 

ただ、あまり知られていませんが厚底シューズには”元祖”とも呼べるメーカーがあることをご存じですか?

 

 

元祖厚底シューズ「HOKA(ホカ)」

2009年にフランスで生まれたメーカー「HOKA(ホカ)」。

 

元々はトレイルランから始まり、現在ではロードランニング、トレイルとロードの両方使えるオールテレイン、ハイキング用など様々な用途に合わせてラインナップを展開しています。

 

つまり時系列を辿れば、HOKA(ホカ)の厚底シューズが開発され、その性能に目をつけたナイキがランニングシューズとして特化開発したのではないでしょうか?

 

こう言うと勘違いされそうですが、そもそもナイキの成り立ちからしてオリジナルブランドじゃないですからある意味で正統な流れだなと思いました。

 

ナイキは今でこそ世界的大企業で超有名ブランドですが、元々はアメリカの学生が在学中にスポーツ論文を書き、卒業後に出向いた神戸のオニツカタイガーの品質と低価格を気に入って代理店交渉してアメリカでの独占販売権を取得したのが始まりです。

 

要するに最初は独自開発ではなく販売代理店としてスタートして、時代と共に変遷しながら開発も手掛けるようになった。

 

ですからナイキが必ずしも最初の開発ではないのかも知れませんが、創業と同じと言えば同じですし、ナイキが厚底ランニングシューズを開発していなければここまでのブームも生まれていないのも事実です。

 

ナイキと言う大手のネームバリューがあってこその爆発的人気でもありますからね。

 

話しを戻して、そのフランス生まれのHOKA(ホカ)ですが、スイス国境に近いフランスのアヌシーと言う街で、フレンチアルプスに近い場所でトレイルシューズからスタートしました。

 

日本ではデッカーズジャパンが手掛けており、担当者が仰るには、

「覚えておいていただきたいのは、私たちは単に、厚底を流行らせたかったわけではないということです。下りの衝撃吸収にミッドソールを厚くすることが有利なので、その機能を表現するために、結果的に厚底に行きついたのです」

 

 

私は個人的にこの話しを見て、「一度HOKAのシューズを購入してみたいな。」と素直に思いました。

 

あくまで厚底は使う人のことを第一に優先した結果。

 

私自身はトレイルランナーでもロードランナーでもありませんしランニングと言われても学生時代に走らされた経験からどうにも苦手意識を持っています。。。

 

ただ最近は運動不足が祟って過去イチ太ってしまっているので他の運動と並行して走ってみようかな?と思っているのも確かなんです。

 

それで今回たまたまYahoo!ニュースに載っていて興味を持って調べたわけですが、やはり気になるのは、走っても足が痛くならないか?膝などの関節に過度な負担にならないか?走っていて違和感を感じたり変に庇うような走り方になってしまわないか?

 

この点に尽きます。

 

冒頭にも言いましたが、厚底にはメリットとデメリットが存在しているのは間違いないと思います。

 

何事もそうですが、正しい知識を持ち正しい使い方と用途に合わせる必要があります。

 

プロランナーや社会人選手など走ることがメインで生きている人たちは負担も大きくなりますから単純比較する事は出来ませんが、普通のランナーでそこまで追い込んで走らないと思います。

 

であれあば怪我と言うデメリットはあるものの、しっかりと自分のペースや体調と相談しながらであれば、そこまで負担面を気にしなくても良いのかな?と個人的には思っています。

 

そこまで追い込まずに走る分には厚底シューズは単純に衝撃を吸収してくれるわけですからアリではないでしょうか。

 

 

もちろん、だとしても筋力不足や慣れの問題で怪我に繋がってしまう場合もありますから、いきなり全力で走ったりせずに最初は軽いジョギングから徐々にランニングに移行するほうが無難ですね!